「全粒粉のパンは血糖値が上がらない」?

 パンなど、全粒粉系を売りにしている商品が多く出回っていますね。食物繊維が多いから健康にいいと謳っていますが、実際のところ、あまり変わらないそうです。
全粒粉系のパンやパスタは、食べても血糖値が一気に上がらないという人がいます。食後の血糖値の上昇度を示す指標にGI値があります。GI値は高ければ高いほど、食べた後に血糖値が上がりやすいとされていますが、実際の研究では全粒粉のパンと普通のパンを比較したところ、GI値が大して変わらなかったという結果が出てます。

 そもそもパンを食べること自体が、体にいいのかという話なのです。少し食べる分にはいいんですが、全粒粉にしても、普通のパンにしても、体には良くないのではないかというのが、最近の科学の結論なのだそうです。という事は、食べるなら米の方がいいのではないかという事です。玄米と白米はどちらが体にいいのかという議論がありますが、こちらもあまり変わらないという事が最近判ってきています。
 私も以前、玄米が痩せやすいと聞き、一時期玄米ばかり食べていましたが、白米の時と比べ、明らかな変化は見られませんでした。余談ですが、最近巷で高級食パンを求めて、列をなす人たちが居ますが、食べる量を制限する必要はあるのかなと、個人的には思います。数か所の高級食パンを実食しましたが、最近はどこのパン屋さんの食パンも美味しくなってきているので、高いお金を出してまで食べたいとは思わない私なのでした。