適量は1日ビール1杯で週2回の休肝日です。
一般的に少量、適量の飲酒であれば、健康に害はないと考えられていますが、この適量がどの位なの❓という議論もあります。厚労省の政策「健康日本21」では、日本の大規模研究の結果を元に、適量飲酒は、「純アルコールで1日平均20g程度」と定めています。これはビール500ml缶1本分に相当します。2018年にケンブリッジ大学を中心に行われた研究によると、死亡リスクを上昇させないお酒の上限は、1週間辺りビール5杯以下と発表されました。これは、各国で定められている適量飲酒量と比べると、かなり低い数字です。「健康日本21」の適量飲酒の基準で、週2回の休肝日を設けると、ちょうどこの基準をクリアします。家族の為にも飲酒を控えて、健康な老後を迎えたいものですね。