冬に肩こりを感じやすくなる理由わかりますか?
実は冬は肩こりになりやすい季節です。下記で紹介する原因に当てはまる人は、冬の肩こりに注意して下さい。
- 血行不良
- 寒い季節、体は血管を収縮させて体内の熱を外に逃がさないようにします。寒さはさらに筋肉が緊張して血行を悪くさせます。その結果、血行不良や老廃物と疲労物質の蓄積を引き起こします。
- 運動不足
- 気温が低くて雪が降ることもあるため、運動不足になりがちです。運動不足は血行不良を招くため、肩こりを引き起こしやすくなります。
- 体を丸める姿勢
- 寒さや冷たい風を感じると体を丸めて縮こまる人が多くいますよね。この姿勢は肩に力が入りやすいため、肩周辺の血行が悪くなりやすいです。
- 厚着
- 厚手のコート、ニットなどの防寒着は重いので、肩に負担がかかりやすいです。
コートやタートルのセーターが肩こりを招くって本当?
冬物のコートやセーターは重いので、着用時にこの重みが肩にかかります。特に厚めの生地で丈が長いタイプは重量が増えるので、肩への負担も大きくなります。若い頃はコートでお洒落したいので、我慢していましたが、最近はダウンが軽くて暖かいので、ダウンばかりにお世話になっています(笑)また、防寒着の重さで肩が押し下げられると、首の周囲の筋肉が下に伸ばされている状態になります。その結果、筋肉が緊張してこりが生じやすくなります。また、首まわりの防寒対策として、タートルネックやマフラーなどを身につけることもあります。首元は暖かくなりますが、首と肩の動きが制限されてしまうと長時間同じ姿勢になりやすいため、血行不良を招きます。その結果、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。
冬の肩こりを解消するには、どうしたらいいの?
冬の肩こりを予防するために、どんな対策が必要なのでしょうか。以下に気をつけたいポイントをご紹介します。
- ☆適度な運動で体をほぐす
- 体を動かすことで緊張していた筋肉がほぐれ、血流がよくなります。寒さを感じると人は体を丸く縮めがちですが、その姿勢を続けていると首こり、肩こりが起きてしまいます。簡単なストレッチなどをして、背中から肩や首にかけての筋肉をほぐしましょう。
- ☆体を冷やさない
- 冷えは血行不良を招きます。体を温めて血管を拡げることが肩こり予防につながります。
- ☆質のよい睡眠
- 自律神経のバランスが乱れると血管が収縮して血行不良を引き起こし、肩こりが起こりやすくなります。自律神経のバランスを保つには質のよい睡眠が必要です。
- ☆姿勢に気をつける
- 体を丸めると肩に力が入るため、肩や首の筋肉が緊張しがちです。背中を伸ばした正しい姿勢で、筋肉に負担をかけないようにしましょう。
防寒着の着方と選び方にも気をつけましょう。首や肩、背中に負担がかからない方法を選ぶのがおすすめです。
☆信頼できる整体院に通う
定期的に身体のメンテナンスを行うことで、いいコンディションで仕事や趣味に打ち込めるので、日々の生活が充実したものになります。