最近質問を受けた踵の後ろの痛みについて

  

 現代は普段の生活において、多くの方がアスファルトやコンクリート舗装された路面での生活が大部分を占める為、踵が痛くなる方も多いようです。 マラソンのようなランニングやダンスのようなスポーツをする人や、肥満気味であるために大きな負担を感じている人、男性なら40歳以降、女性なら50歳以降で足底筋膜の筋力が低下している人は、足底筋膜炎が原因でかかとに痛みを抱えやすい傾向にあります。 厄介なのは、使うのを控えようと思っても踵や足裏を地面に着けずに歩くわけには行かないので、痛いと感じていても、完全には使わないで生活することができない点です。その為、痛みが長引きやすいのです。
 踵が痛い方は、朝起きて急にかかとが痛いのに気が付き、その後何ヶ月も痛みに悩まされるなど、原因は何故かわからないが、いきなり踵が痛み出したという方が多いのです。

踵の後ろの痛みの原因の可能性について

 サイズの小さな靴、ミュールやサンダルを履いている人 靴の後ろの縁が固いものを履いている人。靴底の固い靴をはいてアスファルトやコンクリートの路面上を長時間歩いた場合、相当な負荷が繰り返しかかとへ加わり、やがてかかとは炎症を起こし、歩く事が辛くなってしまいます。

体重増加

 体重増加は、膝や踵痛の原因の一つとして多く見られるケースの一つです。 特に短期間に急激に太ると、その体を支える筋肉の耐久力が追いつかない為、その衝撃に耐え切れずに発生します。

日常生活が原因かも

 ジョギング、テニスなど、足裏への刺激が大きいスポーツを日常的にしている人 接客や作業仕事で長時間の立ち仕事をする職業、革靴や安全靴で長時間歩く職業の人 40代~50代の人で加齢や体重増でアキレス腱の柔軟性が低下している、筋力自体も低下している人に踵痛が起きているようです。

踵の痛みの予防と対策の考え方

 踵の痛みは、足の形そのものの変形によるもの。靴の形が合っていない為に生じるもの。等があります。足の変形に対しては、インソールといって、靴の底に敷くものを工夫するとだいぶ改善されます。又、靴そのものも、前足部が柔らかく充分曲がりやすいもので、ヒールの部分が柔らかく、踵にかかる衝撃を吸収しやすいものを選べば障害も減ってきます。結論として、踵の部分の障害の予防は、定期的に足の筋肉をおひさま整体で緩めたり、温泉で温めたり、ふくらはぎの充分なストレッチにつきます。定期的なケアが健康的な日常生活への第一歩ですね♪