腕の疲れについて

 

 腕の症状でお悩みが多いのが、腱鞘炎です。私の妻も、育児の時に赤ちゃんを長時間抱っこしなきゃならない事が長く続き、発症して私もケアに尽力しました。

話を戻します。腱鞘とは腱の周りを包んでいる鞘の事です。腱の保護が役割になります。腱と腱鞘は、適度な潤滑油で満たされているので、普段は動きはスムーズです。ところが、繰り返し使い過ぎると油切れの状態になり、摩擦が発生して、痛みや炎症の原因となります。

通常怪我をすると、ある程度の時間がたてば治りますが、腱鞘炎は職業病などで2、3年も続く事も珍しくありません。

つまり、適切な整体やケアをしても、油切れが起きるような環境が、続けば痛みも治らないのです。私たち整体師にとって厄介な症状と言えますね。

この場合、患者さんの協力がどうしても必要になります。

使う量、使い方、使用後のケア、元々の腕の能力などを見極めましたどこに問題があるかを、検証して改善策を患者さんと取り組むのが大切です。

おひさま整体 仙台市青葉区花京院2丁目1-9シャングリラ花京院204号