貧血の原因

太りすぎでも、痩せすぎでもないけど、何故か疲労が抜けない。そこには、貧血が隠れている可能性が有ります。愛知県の1149名を対象にした調査で、38%の人が6ヶ月以上疲れを感じていると答えました。疲れを感じている人達で、疲れの原因がはっきりしないと答えた人の24%以上に貧血が見つかりました。

貧血とは、血液中で酸素を運ぶ赤血球の中のヘモグロビンの量が低下した状況のこと。ヘモグロビンは赤血球の成分であり、全身に酸素を運ぶ為のたんぱく質です。赤血球やヘモグロビンの量が減ると、酸素の運搬能力が落ちます。細胞は酸素がないと、エネルギーを作れず、エネルギー不足から疲労となります。貧血の大半は、鉄欠乏性貧血。アスリートの貧血でも多く見受けられます。酸素を運ぶたんぱく質である、ヘモグロビンには鉄が結合しています。鉄が足りないと、赤血球とヘモグロビンも足りなくなります。

鉄欠乏性貧血の症状には、何となく疲れているという疲労感の他に、息切れ、頭痛、動悸、倦怠感などがあります。重症になると、まぶたの裏が白くなったり、爪が反り返ったりします。

鉄欠乏性貧血の主な原因は、食事から鉄の摂取不足です。鉄の1日の摂取推奨量は、男性7.0~7.5mg、女性10.5~11.0mg。これをクリアするには、食事から鉄の摂取を増やす様にして下さい。

鉄分を吸収するための食材

食品に含まれる鉄には、赤身肉、レバー、カツオ、マグロ、イワシ、アサリ、納豆、小松菜、ほうれん草からとる事が出来ます。尚、インスタント食品や加工食品に含まれているリン酸塩には、鉄の吸収を妨げる作用があるので、過食しないようにしましょう。

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