週末はいかがお過ごしですか?震度7を観測した北海道の地震で、これまでに19人が死亡し、9人が安否不明となっている。北海道内全域で発生していた停電は、8日朝までには、ほぼ解消したそうです。思いの外、電気・空港・電車などの復旧も早く、北海道が大好きな私としてはほっとしております。先日も札幌に戻られた元患者さんとメールでやり取りし、「水がやばいかもしれない」との事でペットボトルを送ろうとしたのですが、業者さんからめどが立たないと連絡が入りました。幸い元患者さんの所は、水道と電気が復旧したとの事で、事なきを得たのですが。

 話は変わりますが、最近、整体をしていてこんな声をよく聞きます。「ベットに入ってすぐ寝られない」「ついつい、寝る直前までスマホを見てしまう」「アプリに夢中でついつい、夜更かししてしまう」「電子書籍を読んでいて、腕が痛い」など、様々な声を聞きます。では、身体にはどのような影響があるのでしょうか?

「デジタル機器から得られる情報のほとんどは“視覚情報”です。今の情報社会で目はかつてないほどの負担を強いられています」デジタル機器による健康への影響はおもに2つ挙げられます。

  目の疲れ

●近くを見続けることによって起こるピント調節への負荷

目の毛様体筋などの筋肉が長時間の緊張でかたまってしまったり、時にはけいれんを起こしたりしてしまうこともあります。

●涙の乾きや異常

凝視によりまばたきが減って、涙の乾きや涙の異常が引き起こされます。近年ドライアイがとても増えています。

スマホが原因!現代人に多いドライアイ

●ブルーライトの光による影響

散乱しやすいブルーライトの光は、そのちらつきにより目の疲れを引き起こすことも。スマートフォンやPCを凝視しているときは目も乾きがち。乾燥すると、目の中にブルーライトの光がさらに散乱してより見づらくなったり、目の負担が増したりすることがわかっています。また、スマートフォンやデジタル機器はまばたきを減らしてしまうため、目の油分不足などさまざまな不調を引き起こします。目に入る光は体内時計に影響を及ぼすことも明らかに。夜間のコンピューターを使った作業やスマートフォンの長時間使用は、一日の昼夜の身体のリズムを崩して、不眠の原因となります。

さらに、身体のリズムが崩れたシフト勤務の人は、乳がん、前立腺がん、糖尿病、高血圧、肥満、うつなどの発症率が高いことがよく知られております。

「デジバテ」を防ぐ3つの対策

① 朝は太陽光をあびて、少しでも体を動かす。朝食は決まった時間に

朝の光にたくさん含まれているブルーライトは、体を朝のモードにリセットして体内時計を整えてくれます。同時に体を動かせば血流もよくなり、脳の活動も活発になります。 また、「朝食を決まった時間に食べる」ことも体内時計にとって大切です。「脳を働かせるために必要なのは糖分」は間違いです。パンとコーヒーだけではなく、野菜やたんぱく質などの栄養バランスのよいしっかりとしたメニューを選びましょう。

② 日中は近見作業と涙の乾燥に注意

仕事中、パソコン画面をじっと見続けることで、目や体に過度な負担がかかります。時々席を立って、遠くを見る、体を動かすことが大切です。1時間に5分は別の作業を取り入れるよう工夫を。また、オフィス内では、目の乾燥に注意を。顔にエアコンの風が当たらないようにしたり、モニター画面をなるべく低い位置に設置して目の開く面積を狭くし、瞬きを意識的に増やしましょう。

③ 夜はブルーライトに注意して、就寝前のリラックスを習慣に

夕方以降に目にブルーライトを入れると、体内時計が狂いやすくなります。とくに、就寝前2時間のPC作業やスマホはやめましょう。質の高い睡眠に向けて、副交感神経が優位になる“深いリラックス”をすることが重要です。整体を受けたり、深呼吸ストレッチ瞑想などで、昼間緊張し続けた神経をリラックスさせましょう。

目もとを温めることもリラックスに有効なことがわかってきました。目もとには温度を感受する感覚神経が多く集まっており、心地よさを感じやすい約40℃前後の温熱で目もとを温めると、緊張がほぐれることが報告されています(グラフ⑤参照)。蒸しタオルによる蒸気温熱は、乾いた熱に比べて、身体に多くの熱を伝え皮膚を深く広く温めることができます。また、目もとを温めると、涙の油分が良い状態になることも分かっており、ドライアイ予防にも有効です。

より良い睡眠は、帰宅してからの過ごし方や仕事で凝り固まった筋肉や神経をほぐす事も大切です。ぐっすり眠れるための整体が仙台にはあります。気になる方は、こちらをクリックしてください。デジタル依存から卒業し、頑固な首こり・肩こりから解放されては如何でしょうか?