平成30年度スギ雄花花芽調査の結果について

 環境省では、林野庁と協力して、スギ花粉の飛散予測のための参考情報として、毎年、スギ雄花(おばな)の花(はな)芽(め)調査を行い着(ちゃっ)花量(かりょう)(花粉生産量)を発表しています。
 今年のスギ雄花の着花量は、昨年同時期と比較して東北から北陸、関東南部、中国、四国で少なく、その他の地域は昨年と同じか多くなっています。例年と比較すると東北地方等を除いて例年並みか多い状況にあります。東北地方は例年同期に比べ、飛散予想が少ないと発表で、まずは一安心ですが、予防は大切ですね。

【国民の約30%がスギ花粉症】
具体的には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみの四大症状のほか、喉のかゆみや痛み、咳、頭痛や微熱、だるさなど風邪と似た症状にも悩まされますが、ダニやホコリが原因の通年性アレルギー性鼻炎と違って、花粉が飛んでいるときにしか症状は出ません。

【自己管理で花粉症の予防を】
スギ花粉症予防の第一は、スギの花粉にさらされないこと、スギの花粉を防御することです。厚生労働省は予防のために以下のような自己管理(セルフケア)を勧めています。

①花粉情報に注意し、花粉の飛散が多いときは外出を控える。
花粉が多いのは、晴天で気温が高い日、空気が乾燥して風の強い日、雨上がりの翌日、気温の高い日が2~3日続いた後です。環境省の花粉観測システムのホームページが役に立ちます。

②花粉の飛散が多い時はメガネとマスクを身につけて外出する。
できるだけレンズの周りがゴーグルのように覆われた花粉症用のメガネを着用。
また、マスクも自分の顔にぴったりフィットするマスクを着用しましょう。湿らせたガーゼマスクの間に挟めばより効果的です。

服装も表面がケバケバした毛織物などの上着やコートを避け、つるりとした繊維素材のものを着用しましょう。花粉が多く飛ぶ日は、できれば帽子をかぶる習慣も身につけたいものです。

③花粉を室内に持ち込まない。
外出から帰宅したら衣服や髪を玄関先でよく払ってから室内に入り、顔を洗い、うがいをし、鼻をかみましょう。洗濯物や布団はできるだけ部屋干しにしましょう。