最近、歯並びの相談を受けたので今日は、噛み合わせのお話。

今や肩こりや腰痛は国民病とも言えるほど、誰でも持っている症状。意外にも、歯の噛み合わせが原因であるケースが多いという
人間の頭の重みは、体重の10%程度で、ボーリングの球と同じくらいずっしり重い。人間はこれを骨格で支えている。背骨の上に頭が乗り、肩や首の力を抜いても倒れないのが「よい姿勢」だ。しかし姿勢が悪いと、人は頭の重みを筋肉で支えざるを得ない。この状態がずっと続くと、筋肉の過度な緊張により首や肩のこりを感じるようになる。

姿勢が悪くなる原因はいくつもある。たとえば「前傾姿勢でスマホやノートパソコンを見つづける」「常に鞄を片方の腕で持つ」などです。

「そして、歯です。噛み合わせが悪いと、噛むたびに顔や首の筋肉があらぬ方向に引っ張られ、次第に体がゆがんでいくのです」

簡単な「噛み合わせ診断法」をお伝えします。まず、立ってまっすぐ前を向き、あえてぽかーんと口をあけ、全身の力を抜く。そして、ゆっくりと口を閉じていく。最初に一部の歯だけがあたったら、その歯は「早期接触」している。

実際に、軽く歯をあてたあと、グッと歯をくいしばると……早期接触の歯があった場合、片方の首の筋肉だけが引っ張られるのを実感できると思います。一方、歯列全体がカチンとあたる場合は、噛み合わせがいい状態です」

こうして片方の筋肉だけが引っ張られると、頭の重心が乱れ、その重みを肩や首の筋肉で支えるためにこる。

それだけではない。慢性的な血行不良は手足のしびれの原因になる場合もあり、さらには痛みが人の心にも影響を及ぼし、鬱などの諸症状につながることもある。

噛み合わせを整えれば、集中力や筋力を発揮できるかどうかにも、噛み合わせが大きく影響している。人は集中するときや力を出すとき、自然と歯を食いしばって骨格を安定させる。しかし、上の歯と下の歯の接触が悪いと、歯を食いしばっても力が上手く伝わらないのだ。

噛み合わせによって生まれたゆがみは、見た目にも現れる。

鏡で顔を見ながら口を開け、「イー!」と言いながら歯が見えるようにし、上下の歯を軽くカチンとあててみてほしい。

この時、鼻筋、鼻の下くぼみ、上の歯列の中心(2枚の前歯の中心)、下の歯の中心が傾きのない直線になっていれば、噛み合わせはいい、と言える。逆に、ラインがゆがんでいる場合は噛み合わせが悪い。

「体を見ることでもわかります。全身が映る鏡の前で、まっすぐ立って力を抜いてみてください。首が傾いたり、肩が片方だけ下がっている場合は、このゆがみが肩・首のこりの原因です。そして、根本的な原因は噛み合わせであることが多いのです。

プロは体を一目見ただけでわかるのです。

ティッシュで肩こりを
軽減する方法
では、これをどう直すのか。本質的には噛み合わせをよくするしかないが、簡単な方法もなくはない。

「ティッシュやガーゼをタバコのように丸めます。これを奥歯全体で噛み、グッと噛んだとき、歯の力が奥歯へ均等にかかるように調整するのです」

ティッシュやガーゼを口に含むと唾液で濡れてくる。充分に濡らしたあと、これを噛みしめ、どこかが分厚いと感じたら、歯でギリギリッと噛みしめてそこを低くする。慣れれば難しいものではない。

「その後、10分ほど軽く運動し、10分くらいリラックスすると、肩のこりがほぐれたり、鏡を見たとき、肩の左右差や首の傾きが改善しているはずですよ」

「例えれば、車体の一部がゆがんだ車が快調に走らないことは誰でもわかります。しかし、いまの日本人の多くは、自分の体のゆがみに気づいていません。いまや肩や首のこりや腰痛は国民病です。」
 歯並びの悪い方は、くびこり、肩こりの症状が出ているはずです。放置せず、おひさま整体で治療しにお越し下さい。
快適な日常生活が送れますよ。

おひさま整体