腰痛について
おひさま整体の患者さんのうち、約60%の方が腰痛で来院されています。
そのうち30%の方はヘルニアやぎっくり腰と診断されています。
他の半数の方は、骨に異常がないのに痛みや痺れ、張りなどの症状を訴えて来院されています。
病院で痛みを訴えて、レントゲンやMRI検査をしても「異常ありません。」と医師の言われ、湿布を処方されて終わりという話が大半です。
または、老化と言われたことがあるのではないでしょうか。
では、なぜ自覚症状があるのに検査をしても出てこないのでしょうか?
痛いところのみを検査して異常がなくても、お身体全体的に見るとこの痛い部分ではなく、その他の部分が歪み曲がっている為、結果的に痛みが出ているケースがほとんどです。
よって、痛いところのみを治療するのではなく、全体的に歪みを整えないかぎり、痛みはくり返しおこってきます。
腰痛の原因は何でしょう?
椎間板ヘルニアになる原因の多くは 「中腰で重たい物を持ち上げようとした時」
第4・5腰椎当たりに負担が集中する事で起こるといわれていますが、椎間板ヘルニアの根本の原因は、骨盤や脊柱が常に歪んだ状態で生活していることによる椎間板の圧力が一定方向ばかりにかかり、その結果ヘルニアになるのです。重たいものを持つ仕事の人がヘルニアになるとは限りません。その人の歪み方により、自覚症状が右下肢または左下肢出るのです。椎間板ヘルニアになった場合、以前は飛び出した髄核を手術で取り除かないと治らないと考えられていましたが、最近ではMIR検査などで飛び出した髄核が自然に吸収される例も多いことが分かってきたため、手術をしないで経過をみる場合も多くなっています。
教えて腰痛時の応急処置
応急処置の基本は、安静にする事と、傷めた部分を冷やすことです。
ストレッチは、数日たって炎症がおさまってからにして下さい。
炎症がある状態で、無理に動いたりマッサージを受けるのはNGです。症状が悪化してしまいます。
腰痛に襲われた場合は、一番痛みの少ない体勢での安静が大切です。
柔らかいソファーやベッドに寝るのは控え、下記の中で、一番楽な体勢を探して安静にして下さい。
☆腰をくの字にして横向きに寝る。
☆お腹の下に座布団を入れてうつぶせに寝る。
☆膝の下に座布団を入れて、足を曲げてあおむけに寝る。